注文住宅は土地探しと並行して話し合う必要がある
夢のマイホームを建てようとしたとき、注文住宅が選択肢に入るでしょう。
デザインや間取りを自由に設計できるのは、とてもわくわくするでしょうし、自分の思い通りの生活ができる住まいが手に入る喜びは大きいものです。
注文住宅を依頼するとき、工務店や住宅メーカーとの商談によって間取りを決めたり見積もりをするのですが、意外にも大変なのが土地探しです。
思い通りの間取りにするには、それに合った大きさや広さの土地が必要になります。
もともと所有する土地や、親から譲り受けた土地であれば問題ありませんが、駅チカなど交通の便が良い、スーパーマーケットが近い、自然が多いなど、希望する条件が揃う土地はなかなか空いていないことが多く、あったとしても土地の金額が高いかもしれません。
マイホームの予算の中に土地の値段も含まれていなければ、毎月の支払いが滞ってしまうので、土地探しと並行しながら注文住宅を建てる話し合いをする必要があります。
注文住宅で住宅ローンを利用するときに注意するべきポイントは？
注文住宅を建てることになった場合、ほとんどの人が住宅ローンを利用することになるでしょう。
まず金融機関に相談する前に、購入したい土地と建物の両方のおおまかな総額を算出しておきます。
気に入った土地だけを先に購入しておきたいからとローンを申し込もうとしても、審査時に建物を含めた総額や建築計画も金融機関に説明しなければならないため、一括して申し込むほうが効率的です。
建売住宅の場合であれば土地と建物が合算されたものが販売価格として出ているので良いのですが、注文住宅はそうではないのでスムーズな審査を受けるために建築会社と相談しておくようにします。
住宅ローンというのは土地や建物を担保とするので、基本的に建物が完成してから利用できるようになるものです。
しかしそれまでに土地の購入や着手金などの支払いが必要となります。
自己資金やつなぎ融資という方法もありますし、土地だけの購入のためにローンを申し込めることもありますが、どちらにしてもローンを申し込む場合には、建築プランをしっかりと立てておくことが大切です。